【低温調理を始めよう】必要なものまとめ
低温調理にハマってからあっという間に半年以上が経過しました。とても簡単なのにとても美味しい料理が作れるのでとても気に入っています。
とても簡単なのですが、どうやら敷居が高いように感じる方が多いらしい・・・できるだけ多くの人にこの楽しさを知ってもらいたいので、低温調理について必要なものややり方、コツなどを紹介したいと思います。
今回は低温調理を実施するにあたって必要なものをまとめます。
※写真は以前低温調理で作ったローストビーフ
加熱調理器
食材に熱を加えるための調理器です。これがないと始まらない!!代表的なものをいくつか紹介します。
加熱調理器1:ヨーグルティア
以前、このブログでも紹介したヨーグルティアです。私はこれを使っています。とっても使いやすい!他の調理への応用もでき、低温調理以外でも活躍しています。
とても人気の商品で、在庫がないために価格が高騰している場合があるので欲しい場合は根気強くamazonなどをチェックすることをオススメします。
項目 | 評価 | 備考 |
---|---|---|
使いやすさ | ★★★ | とても簡単 |
価格 | ★★☆ | 6,000円程度 |
他の調理への応用 | ★★☆ | ヨーグルト、納豆、塩麹なども作れます |
加熱調理器2:ANOVA
普段使っているお鍋などに入れて使うタイプ。多分ヨーグルティアの容器よりも大きなお鍋でも使えると思うので、低温調理を1度に大量に仕込みたい場合によさそうです。
本当はこれが欲しかったのですが、価格が30,000円とかなり高い・・・海外製品なので故障した時の保証も心配。あと、低温調理以外には応用できなさそうなのはデメリットですね。
項目 | 評価 | 備考 |
---|---|---|
使いやすさ | ★★★ | 多分簡単 |
価格 | ★☆☆ | 高すぎ! |
他の調理への応用 | ☆☆☆ | 低温調理以外では活躍しなさそう |
加熱調理器3:シャトルシェフ
加熱したお鍋を真空保温容器に突っ込んで、保温し続ける調理器です。
カレーなどいろいろな調理に応用できる調理器ですが、温度調整のために何度も火にかけ直したり、温度を測りなおしたりするのがとても面倒くさそう。もしすでにシャトルシェフを持っているのであれば、ひとまずコレで低温調理をためしてみるのはありだと思いますよ。
項目 | 評価 | 備考 |
---|---|---|
使いやすさ | ☆☆☆ | とても面倒くさそう |
価格 | ★★☆ | 少し高いが、他の調理にも応用しやすいことを考えると妥当? |
他の調理への応用 | ★★★ | カレーや煮物など幅広く使える |
サーモス 真空保温調理器 シャトルシェフ 4.5L クリアブラウン KBG-4500 CBW
- 発売日: 2013/08/21
- メディア: ホーム&キッチン
加熱調理器4:炊飯器
私は最初に炊飯器で低温調理を試してみて、とても美味しかったのでヨーグルティアに鞍替えしました。
保温機能を利用して狙った温度まで温度を上げて、狙った温度になったら保温をストップして蓋を閉じる。15分後ぐらいに蓋を開けて温度を測り、下がりすぎていたら保温機能をつかってまた温度をあげる・・・この繰り返しです。
シャトルシェフと比較して、鍋を保温器から取り出す手間が発生しないのところは簡単ですが、その手間がなくても定期的に温度を測って、結果に応じて温度を上げる必要があるのには変わりありません。
項目 | 評価 | 備考 |
---|---|---|
使いやすさ | ★☆☆ | シャトルシェフよりはマシ、でも面倒くさい |
価格 | ??? | ピンきり、というかどの家庭にもあるから追加購入不要? |
他の調理への応用 | ★★★ | ご飯炊けますし、簡易圧力鍋として使える場合も |
袋
低温調理する食材を入れるための袋です。これも必須ですね。
袋に食材を入れて、空気を抜いた状態を作るために使います。こんな感じ(これは真空パック器を使ってます)。
袋1:ジップロック フリーザーバッグ
ジップロックでも厚手のフリーザーバッグがオススメ。通常のジップロックだと薄くて破けてしまう可能性があるので。開け閉めしやすいところもいいですね。サイズはいろいろありますが、中が一番使いやすいと思います。
項目 | 評価 |
---|---|
使いやすさ | ★★☆ |
価格 | ★★☆ |
袋2:真空パック器
以前、このブログでも紹介したことがある真空パック器です。簡単に空気を抜くことができます。
簡単なのですが、価格が高い(真空パック器本体&専用の袋)がネックです。
私はジップロックを使ったり、真空パック器を使ったり使い分けています。使い分けの基準は・・・気分です(笑)。
項目 | 評価 |
---|---|
使いやすさ | ★★★ |
価格 | ★☆☆ |
温度計
温度計があると低温調理中の温度を簡単に確認できます。ヨーグルティアやANOVAは温度設定ができるので、これらを使う場合はなくても大丈夫です。
私はヨーグルティアを使っていますが、たまーに念のため温度を測っています。
タニタのデジタル温度計がオススメ。
long-reviews.hatenablog.com
タニタ 温度計 料理 オレンジ TT-533 OR スティック温度計
- メディア: ホーム&キッチン
キッチンタイマー
ヨーグルティアにはタイマー機能があるのですが、設定時間が経過しても音が鳴ったりしないので、終わったかどうかわかりにくい・・・なので、開始時にキッチンタイマーもセットしておくと終わった時に鳴ってくれるのでわかりやすいですよ。スマホのタイマーを使ってもいいと思うので、あえてキッチンタイマーを用意しなくても大丈夫です。
私はSATOのキッチンタイマーを使っています。とても使いやすいです。
SATO 大型表示 デカタイマー TM-19 1709-00
- メディア: ホーム&キッチン
書籍
「Cooking for Geeks」という料理科学に関する書籍がとてもいいです。「お肉には何℃で何分間火を通すと細菌が死ぬか」という低温調理についてとても参考になることが詳しく書かれています。
低温調理以外についても書いてあるので、読み物としても面白い。
難点としてはとても難しく、ページ数もかなりあること。もし近所の図書館に置いていれば、それを見るといいと思いますよ。私は図書館で借りて読みました。
Cooking for Geeks ―料理の科学と実践レシピ (Make: Japan Books)
- 作者:Jeff Potter
- 発売日: 2011/09/22
- メディア: 大型本